昔、ある村に神童と呼ばれる少年がいました。
何をやらせても村で一番。特に算数は大得意でした。
そんな彼なのに、家がとても貧しいために、卒業しても中学校には通えませんでした。
でも彼は、好きな算数を学ぶことを諦めきれず、幼い妹を背負って畑仕事、薪拾い、家の雑事をこなしながら、一生懸命に算数のことを考え続けました。
家が貧しいので本なんて買えません。
小学校の教科書を繰り返し読み、いろんな仮説を自分なりに組み立てて、独りで「思考」し続けました。

10年後、彼が22歳になったある夏の日、
「先生!僕、大発見をしました!」。小学校の恩師の元へ駆け込んできた彼は、汗だくの顔をクチャクチャにしながらそう叫びました。
「どんな発見だい?」
「これです。これをみてください!」
彼は一枚の手書きの紙を先生に差し出しました。
そして、そこに書かれていたのは、、、
一般に言うところの「連立方程式」でした。
その少年は、10年もの間一人で考えに考え抜き、ついに、独力で連立方程式を発見したのです!
先生は、そっと彼を引寄せ抱きしめました。先生の頬には、涙が一筋流れていました。


みなさんは、この話を聞いてどう思われますか?
先生はなぜ泣いたのか?
それは、きっと彼が不憫で悔しかったからですね。
少年が、勤勉で類稀な数学センスを持った素晴らしい人間であることは間違いないこと。
でも、算数・数学の学力では、きっと普通の高校生より劣ります。連立方程式は中学生でも知っています。
もし少年が、そのまま上の学校で学べていたら・・・。

つまり、ね、学んでから考える。これが大事ってことですね。
独りで考えても、どうしたって限界がある。
考えることは、もちろん大切です。でも学ぶことも大切。
いっぱい学んでから、いっぱい考える。
自分の素質を活かすためにも、先人の知恵をいっぱい学びましょうね。
(^^♪

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鳥と虹