「価格」の考え方

私が受ける質問の中で一番多い、と言ってもいいものが「価格」の問題です。
・集客のためには、もう少し安くすべきでしょうか？
・いったん安くしたら、再値上げはできないですよねぇ？
・今より単価の高い商品を持ちたいんですが・・・、
・値段はどうやって決めたらいいんですか？
etc.
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価格は、難しいです。
「マーケティングの４P」とよばれるのは、商品・価格・流通・販促プロモーションの４つですが、
価格は、変更・修正が最もカンタンで、一番柔軟な対応ができる要素、だから逆に、一番気を遣う。
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残念ながら、こうすれば価格の最適解が得られるよ、って法則はないんです。
一人ひとり、そのときどきの状況に合わせて個別に考えていくしかない。
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ただ、そんな中で、私がアドバイスをさせて貰うときに必ずすることは、今考えている「価格対策」の目的は何か、を明確にすることです。
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「価格対策」は、以下のどれかが目的です。
①利益の増大
②売上の増大
③価格とマージンの安定化
④競合他社への対抗
⑤イメージアップ
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①～⑤の中の複数の目的を同時に実現しようと欲張ると、
価格を上げる方向で考えるべきなのか、下げる方向で考えるべきなのか、訳が分からなくなっちゃって、価格対策は行き詰ります。(^^）
だから、価格の問題を考えるときは、
・今の自分にとって最優先課題は何か、１つに絞る。
・その上で、価格は、上げる・維持・下げる、どの方向が一番良さそうかを決める
こんな手順で取り組むといいんじゃないかなと思います。
(^^♪
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